なぜ経営者ではなく資産家を目指すのか?
なぜ「1億総経営者」ではなく「1億総資産家」なのか?
もちろん経営者になりたい方はなっていただきたいと思っています。ただ、資産家の経営者を目指していただきたいのです。
一番の理由としては、経営者として継続して安定的に収入を得ることが非常に難しいのです。エビデンスとしては、法務局で調べていただければわかるのですが、10年以上稼働し続けている法人(解散や休眠していない)は、4%ほどしかないという事実があるからです。
多くの方がお金を稼ぐために経営者になることを選ばれるのではないかと思います。
しかし、お金を稼ぐために選んだにもかかわらず、96%の確率で10年以内に挫折しているのです。
もし一度でも経営者の経験がある方であれば経済の大きな変化、競合他社の出現、法律の改正、需要と供給のバランスの変化、為替の変化や発展途上国の急成長、取引先の倒産や方針転換などで苦労されたことがあるのではないでしょうか。
その中でも事業を継続できたり、減給を乗り越えたりできた方の共通点は自身又は家族に資産があったという場合が非常に多いのです。
なので、経済的に豊かでいたいのであれば資産家や資産家である経営者、資産家であるサラリーマン、資産家である公務員を目指すべきだと言えます。
蛇足になりますが、もし日本の政治家たちがしっかりした志がある資産家であれば、彼らに寄ってくる利害関係者の誘惑に左右されない政治や政策を行えるのではと思います。
そういう意味では橋下徹前大阪市長は信頼できたのではないでしょうか。
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